哀れなサラリーマン

IMG_9474最近、東京へ帰ると、明らかにこないだまでスーツ着てたっておじさんがホテルの掃除なんかをしてる。なんか悲しい。
その仕事っぷりがいかにも板に着いてないし、もちろん、楽しそうにも見えない。最近、リストラされたんです。もしくは、早期退職しましたって体全体に書いてある。でも、きっとこんな仕事しか見つからないし、それでも、無収入になるわけにもいかないんだなぁ、子供はまだ学校に行ってるんだろう、家のローンも残ってるに違いない・・・などと、瞬時に頭に浮かぶ。最近の日本のビジネス記事にもそんなネタが多い。65才まで雇用ってことになったから、今からこんなおじさんは、もっと増えるんだろう。「追い出し部屋」の話や、その他、企業は使えなくなったけど、クビにもできないおじさん達の使い道に困っている。ある記事によると、大企業ではそういうおじさんたちを子会社の清掃会社なんかへ転勤(出向?)させるらしい。昨日まで偉い席に座ってたおじさんが、今度は部下達の席の周りを掃除したりする。そんなことはとてもできない、と辞める人も当然いるらしい。部下だって居心地が悪い。一方、そんなこと気にしなくてもいいじゃないか、新しい職場で頑張れば、という意見もある。
その光景を私なりに想像してみると・・・。その環境でも生き生きと掃除なんかができる人は、使えないおじさんになっていない人だ。仕事内容が変わっても、立場が変わっても、やりがいを見つけて成果を上げられる人ってことなんだから。私の身近のサラリーマンのおじさん達を想像してみると、きっとあの人なら、それはそれで、きっと楽しく暮らすだろうと思う。仕事は単純になって面白みはないかもしれない。でも、その分、余計なストレスもなくて楽だ。その代わりに自分の自由の時間が増えて、新しい趣味や、もしかしたら、新しい能力も身につけることができるかもしれない。でも、つまり、そういう人は、使えないおじさんにはならない。ここが矛盾。
サラリーマンのあれこれのネタを読んでると、ツラい。けども、一方、実際に使えないおじさん達がたくさんいることも知っている。使える人になる努力もしないし。企業にとっては気の毒だと思う。でも、若い頃はそれでいいと思っていたから仕方がない。急に使える人じゃない人はいらないって時代になるなんて、想像もしてない。心の準備もない。給料はずっと上がると思ってたのに、どんどん下がって行く。かわいそうだ。
私は、早々にサラリーマンを辞めてよかった。1人になっていろいろ考え方が変わったから。能力があって、出世に興味のない人はさっさと辞めるべきだと、私はいつも言ってるんだけど。私の友達達も哀れなサラリーマンにならないといいけど。

写真は全く無関係。こないだのウチの晩ご飯。面倒で食欲もいまいちなときはサラダ!

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