『グッドモーニングベトナム』

IMG_2067この映画の話、ロビン・ウィリアムズのページで既に書いた。その後もう一度見たくなり先日見たのだが・・。読後感、じゃなくて、観後感?が、悪い。なんだかモヤモヤするからもう一度話題にすることにした。
まず、映画館で見た二十歳の私はいったい何を思ったんだろう?。内容をほとんど覚えていなかった。覚えているのは当時つきあってた彼と一緒だった事。見た後、多少何か感想を話し合ったような気がする。そんなことは、まあいいか。
モヤモヤした気持ち悪さの原因は、ロビン・ウィリアムズ演じるアメリカ人が、今の私の目から見ると嫌なヤツであること。ベトナム人全体やベトナム女性に対して、あからさまな上から目線。教えてあげよう、守ってあげよう、養ってあげよう・・てな。君たちの文化は尊重するよもちろん。僕には全く相容れないけどね、てな。こういうアメリカ人、身近にいたなぁなどとも思い出す。女性に対しては、ロビン・ウィリアムズが演じると、なんとなく誠実に彼女に恋しているように見えるけど、ベトナム人(アジア人?)的な言い方で言うなら、遊び相手が欲しいんでしょ?と。彼女はまじめに「あなたはいい人だけど、私たちは違い過ぎるわ」と言う。けれど、彼の方は、「そんなこと、今、仲良くなるのになんか関係あるの?」って思うだろう。
私が気持ち悪さを感じるのは、今、中国に住んでいるせいもあると思う。日本人は下手をすると、この映画の中のアメリカ人になってしまう。彼らは彼らなりで上手くやってるのに、勝手に押し掛けて来て「教えてやる」風を吹かせて、「こいつらはダメだ」と言う。ハナからバカにした態度の日本人も多い。でも、実際に彼らは解らない事、知らない事が多すぎる。台湾人たちも「彼らには小学生か幼稚園の子に言うように丁寧に教えてあげないといけない」と言う。外国人全員がそう感じて暮らしてる。でも、一方では、全く大きなお世話な話かもしれない。女性に関しても、ここらでも中国人の若い女の子と白人のおじさん、または、おじいさんのカップルをよく見かける。中国に住んでる白人の多くは女の子と遊ぶのを目的に来ているようなもんだ。白人はここでは本国にいるよりモテる。その点では、日本人のおじさんたちもあまり変わらない。
ちょっと話がそれた。ようは全般になんとなく白人至上主義的な雰囲気があって居心地が悪い。いいヤツな主人公にさえ「なんかまだちょっとずれてる感」を感じてしまう。
それと、時代を感じるのは戦争の描かれ方。当時、ベトナム戦争ものがちょっと流行った時代。そろそろ語ってもいいかな・・って時代になった頃なんだろうか。あれからアメリカもいろいろあって、そして、今は、この映画で描かれたアメリカは、もうない。
あっちから見ても、こっちから見ても、時代が変わったんだなぁと、という感想。30年近く経っているからね。そりゃそうか・・・。

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